エクシブ箱根離宮 散策倶楽部
『地元民がご案内!箱根路地裏散策 vol.21 早川編 ~知られざる遺構と小田原伝統文化を探る~ 』
2015年12月10日(木)
御厩小路と交差するこちらの通りは西海子(さいかち)通りと呼ばれ、春は桜のトンネルが出来上がり、桜の名所となります。桜のきれいな頃、ぜひ訪れてみてください♪



御厩小路を進み、国道一号線につきあたるとかつて「豆相人車鉄道」の小田原駅があった場所にあたります。こちらには記念碑が立てられていました!豆相人車鉄道とは、その名の通り人力によって車輌を動かす鉄道です。明治29年に小田原~熱海間を結ぶため、開設されました。6~8人のお客さんが乗った車輌を3人の車夫で押し、約25.6キロの距離を約4時間かけて小田原から熱海までの区間を移動します。
この記念碑があるすぐ近くに「片野屋呉服店」さんがあります。呉服店を営む傍ら、店内に豆相人車鉄道の資料館を設け、訪れたたくさんの方に見ていただくことで、ゆったりとした時間が流れていた良き時代の日本を思い出してもらおうと活動されています。

写真右手はご主人の「片野昭幸」さんです。人車鉄道の魅力や日本の時代の流れについて熱弁していただきました!便利な世の中になり、交通便だけでなく、何事もスピードが要求される時代になってきてはいます。そのような時代の中で、ゆったりと過ごすことの大切さ、貴さを身にしみて感じました。
最後に片野さんとみなさんで記念撮影をしました。後ろに見える水色のペイントは豆相人車鉄道の車輌を描いたイラストです♪そして、本日の散策はこちらで終了です。
今回の企画にご賛同いただいた、「朝翠養蜂販売㈱」の青樹真理子副社長、「露木木工所」の露木清高さん、「大川木工所」の大川肇さん、「片野屋呉服店」の片野昭幸さん、そして今日1日ガイドを務めてくださいました山本篤志さん、本当にありがとうございました!
そして、お客様皆様にご参加いただき、スタッフ一同嬉しい限りでした! いつもご参加ありがとうございます♪
ぜひ次回のご参加をお待ちしております!
レポート報告者:早坂ひとみ(クオリティ所属)


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