今回の写真倶楽部は、御代田のお祭り「寒の水」や「地獄谷野猿公苑」のサル、
軽井沢の寒々しい滝の撮影に挑みました。
天候にも恵まれ、どれも良いロケーションで撮影することができました。

1日目は16時30分にホテルを出発し、昨年も撮影に挑戦した「草越寒の水」の撮影に向かいました。
寒の水というお祭りは水行者達がわらで編んだ冠(兎巾(ときん))とふんどし、わらじを身に付け、大桶の水を浴びながら熊野神社を目指します。
熊野神社では兎巾を奉納し、1年の無病息災や五穀豊穣を祈願します。
到着してからお祭り開始まで1時間程ありましたが、御代田名物の「おにかけうどん」を
町内会の方々が振舞って下さり、焚き火を囲んで食べるととても温まりました。

18時になると、お祭りがスタート。赤いふんどしにわらの冠、わらじを身につけた水行者たちが一斉に勢いよく樽の水を被ります。
とても迫力があり見応えがありました。

●計6箇所ある樽で水を被ります！！

朝8時頃にホテルを出発し、「地獄谷野猿公苑」へ向かいました。
地獄谷野猿公苑は世界で唯一温泉とサルを撮影できる場所として有名で、
「スノーモンキー」としても海外からも注目を浴びています。
数日雪が降っていなかったので、雪と温泉とサルの撮影は難しいかも！？と思いましたが、
小布施IC付近で天候は雪へと変わり、目的地に着いた頃には数cmほど雪が積もっていました。
足場の悪い中の撮影でしたが、雪の中温泉につかっているサルはとても可愛く、皆様夢中で撮影されていました。

●温泉に浸かり、気持ちよさそうな親子サル

13時頃小布施にある「OBUSE 花屋」にてご昼食をお召し上がりいただきました。
店内はとてもお洒落で、美味しい洋食を食べ午前中の撮影で冷えた体もほっと温まりました。

9時頃ホテルへ戻り、和食レストラン「花木鳥」にてご朝食をお召し上がりいただいた後、講評会がスタート。
難波先生より、お一人様ずつお褒めの言葉やアドバイスをいただきました。
時折、歓声や拍手も起こり今回もとても和やかな講評会となりました。
今回は3日間撮影したこともあり、皆様各々違った表情を収められていて、
お一人様ずつ個性の光る素敵な作品が出来上がりました。