エクシブ箱根離宮 散策倶楽部
『学芸員がご案内!美術館めぐりvol.6 熱海番外編
 ~エクシブ湯河原離宮建設予定地と琳派:尾形光琳の国宝揃い踏みを巡る~』
2015年2月25日(水)

所変わって、お待ちかねのランチタイムです♪
MOA美術館から移動し、今回は全室から熱海を一望できるという「リゾーピア熱海」で海鮮丼を楽しんでいただきました!

こちらのレストランには箱根離宮から異動したスタッフもおり、お客様との再会をとても喜んでいました♪

レポーターの私もぺろり♪

さて、午後はMOA美術館へ戻り皆様自由見学です。
午前中よりは落ち着いて作品を楽しむことが出来ました♪
閉館前が一番狙い目とのことです。
さてこちらは秀吉が大阪城に作ったとして有名な金の茶室があります。
この茶室には通常の茶室とは異なる点がかなりあります!
畳が真糸で編まれていたり、にじり口がなかったり・・・
天皇陛下を迎える際、座っても痛くないように、またかがまずに茶室に入れるようになど天皇の尊厳を保ちつつお茶席に招待できるようにと考え作られているとのことです。
他にも、ふすまの中に板が埋め込まれており刀が抜けない・外から入れないなど防犯にも注意を払った作りになっています。
豪華絢爛な輝きだけではないこだわりを垣間見ることが出来ました。

館内からお庭に出るとここでも梅が咲き始めていました。
春の訪れをこちらでも感じることが出来ました。
梅の香りに癒されながら、本日の散策倶楽部はここで終了です!


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