エクシブ箱根離宮 散策倶楽部
『地元民がご案内!箱根路地裏散策vol.14 強羅編 ~大正・昭和初期の強羅の文化財を辿る~』
2014年9月10日(水)

お次の場所は、強羅公園のメイン会場ともなる場所。門をくぐりぬけていきます。

飛び石をわたり、坂をどんどん上っていきます。

「白雲洞茶苑」に到着です。こちらは千利休以来の茶人といわれた「鈍翁(益田孝)」によってつくられたお茶室です。このお茶室は「鈍翁」→「三渓(原富太郎)」→「耳庵(松永安左エ門)」の有名茶人3代にわたって受け継がれています。

2人目の所有者であった三渓によって、お茶室に隣接して、住居用の2階建ての建物が建てられました。お茶室から廊下が続いています。


さて、住居用として建てられた「対字斎」でお話とここからの景色を楽しみます。「対字斎」の名の通り、先ほども鑑賞した「大文字」をここからも見ることができます。

住居用なので、浴室がお茶室に隣接しています。お茶室に浴室があるのは、西日本には島根県松江に1箇所、東日本にはこちらのみと大変珍しいものです!

お茶室へ戻り、お抹茶をいただきます。

音もほとんどないような静かな空間に心が引き締まります。お作法に疎いスタッフはお客様に教わりながら、いただきます。毎度お勉強させていただくことばかりです…!

最後に、ご案内してくださった常盤さんと一緒に集合写真を撮りました。楽しいご案内をありがとうございました!ここで本日の散策倶楽部は終了です。

今日の日程を終えたあとに、みなさんで島写真館さんへむかいました。ツアー料金とは別になってしまいましたが、ご希望に応じて島さんに個別で写真を撮っていただいたのです!ご夫婦ご一緒に、自然体のとっても素敵なお写真でした。


         <<< 前のページへ


         >>> 次のページへ