デザートにはフルーツ寒天をいただきました。
甘みは抑えめに、フルーツがたっぷりと入っていてさっぱりとおいしかったです。
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こちらが13代目ご主人の山本聡さんです。
今回みなさんに楽しんでいただいたお料理の数々は実は普段の甘酒茶屋さんでは提供していないもの。京都の料亭で修行を積まれたという、山本さんが今回特別に用意してくださったものなのです!
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おいしいランチをたらふくいただいたあとには、ふたたび散策へ!
一旦ガイドの佐藤さんとはお別れし、今度は県道沿いを歩いて行きます。
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…と、その前に甘酒茶屋さん目の前の石碑についてご紹介しました。
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こちらの石碑には「明治天皇御駐蹕(ちゅうひつ)之蹟」と書かれ、明治天皇が甘酒茶屋さんに立ち寄ったことを記念としたものです。
実はエクシブ箱根離宮の敷地内にもこちらと似た石碑があります。
そちらには「明治天皇駐蹕(ちゅうひつ)記念之碑」と書かれ、財政界の大物たちが宿泊した有名旅館・奈良屋旅館さんに、明治天皇もご滞在されたことを記念したものです。
エクシブ箱根離宮はその歴史深い奈良屋旅館さんの跡地にあるのです!
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干柿の並ぶ軒先も情緒あふれます。 かつて使用されていた駕籠にのりつつ、記念撮影です♪
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甘酒茶屋さん出発の前に店先で集合写真を撮りました。
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みなさん、素敵な笑顔です!おなかもいっぱいになったところで、午後も散策再開です♪
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県道沿いを歩いていきます。
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よくよく注目してみると、整備された歩道の脇にも石畳を発見しました!
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見上げてみると、空は快晴!
早咲きの桜がちらほらと見え、ほほ笑ましい気持ちになりました。
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県道からなにやら怪しい道へと進み…
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階段を下って行きます。
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苔の緑がぽかぽかと陽に照らされてあたたかな気持ちがします。
階段を下ると、景色が一気に拓けます。
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空は青く、この池をまつわる悲話を思うと、悲しいほど平和な景色に胸がきゅんと切なくなる気持ちがします。
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その悲話とは、さきほど石畳の於玉坂でもお話した箱根関所で捕らえられたお玉ちゃんのお話です。
箱根の小学校では必ず習うというお玉ちゃんのお話、様々なお話があるようです。ここでは代表的なものの1つをお話させていただきました。
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江戸時代、16歳のお玉ちゃんは伊豆大瀬村から丁稚奉公のため江戸へ出ていました。お玉ちゃんは実家が恋しくなり、逃げ帰ろうとするも関所を通る際に必要な通行手形を持っていませんでした。
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当時といえば、「入り鉄砲に出女」を厳しく取り締まっていた時代。
特に江戸から出る女性に対する取調べはとても厳しく、西へぬけるためには通行手形は必須でした。
通行手形を持っていなかったがために、関所やぶりをしようとしたお玉ちゃんは、箱根の屏風山を越えようとしたところ、柵にひっかかってしまい、見回りのものにつかまってしまいます。その後、お玉ちゃんは於玉坂付近で処刑され、このお玉ヶ池で首を洗われたのだといいます。
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