エクシブ蓼科 トレッキング倶楽部
2021年度春のトレッキング
5月17日(月)『北八ヶ岳ロープウェイツアー』
2021年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開催内容の変更・中止など、ご参加の皆様には大変ご不便をお掛けいたしました。
参加者の皆様には、弊社の新型コロナウイルス感染症予防策にご理解とご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

2021年に実施いたしましたクラブin倶楽部よりセレクトしたレポートをお届けいたします。

エクシブ蓼科、2021年度春のトレッキング倶楽部は、
5月17日『北八ヶ岳ロープウェイツアー』をご案内いたします。

ホテルから車で15分という立地の良さから、エクシブ蓼科にご来館いただいた皆様には必ずお勧めするのが
今回訪れた「北八ヶ岳ロープウェイ」です。
標高2,237mの山頂駅へはロープウェイがなければ簡単には到達できない山岳地帯です。
それが乗車時間7分で別天地へと向かうことが出来ます。

今年は全国的にも記録的な速さで梅雨入りが始まり、前日の5月16日には東海、近畿地方で例年よりも21日も早く梅雨入りしました。

屋外で行うトレッキング倶楽部は台風のような暴風でない限り雨天でも開催します。
週間天気予報でも当日は雨天の可能性がありましたので、ご参加の皆様には雨具の用意をお願いして当日を迎えました。



当日のホテル周辺は小雨模様の天候で風もそれほど吹いてはいませんでした。
ご参加の皆様、同行のスタッフとも出発時から雨具を着用して準備万端でロープウェイ山麓駅に向かいました。

標高1,771mの山麓駅でも風雨とも穏やかでありましたが、毎回案内をお願いしている山岳ガイドさんの、
「山頂駅は結構、風が強いですよ」とのご助言もあり、気を緩めることなくロープウェイに乗車して山頂駅に向かいました。

山頂駅に到着すると山岳ガイドさんの言葉通り、地上とは打って変わって風雨が強くなりました。
山岳ガイドさんの目測では風速10mくらいとの事ですが3,000m級の山岳では晴れた日でもこのくらいの風は常に吹いている、とのことです。
ロープウェイを使用することで体力に自信がある強者だけが到達出来る3,000m級の山々の一端を垣間見る貴重な体験となりました。
ガイドさん曰く風速10mは「風のささやき」とのことです。



当初の目的地である「雨池山」(標高2,325m)に向けて木道を進んでいくと木道に水が被るようになってきました。
木道自体が窪地を通っているため、ある程度は想定していましたがこのまま目的地まで突き進んでも
終日雨天の予報の中では帰り道での更なる増水が心配されるため、山岳ガイドの判断により引き返して行程を変更することにしました。



今年は例年よりも降雪量が少なかったとは言え、標高2,200m付近ではまだまだ残雪が見られます。
普段とは違った景色に思わずカメラのシャッターに手が掛かります。



絶景は望めそうにもありませんでしたが、「五辻」方面の展望台を目指すことになりました。
木道や苔の道や、様々に変化する登山道を進んだ先に展望台が現れましたが、案の定眺望は望めませんでした。
ですが今後、もう一度同じ場所を訪れて必ず眺望を望みたい!と決心しました。

雨天にもかかわらず、ご参加頂き本当に有難うございました。
そして、今後のご参加もお待ち申し上げております。